Wood Coating 塗装 

塗装の目的は塗膜を作ることによって、家具(製品)を保護し、美観の向上・維持をすることです。
「この方法が一番優れている」といったものではなくて、それぞれの塗装方法の長所と短所を理解したうえで、製品の用途・目的に応じた塗装(無塗装を含め)をすることが大切な事だと思います。
以下では当工房で行っている塗装方法について説明しています。
 
名称
説明
(合成樹脂塗料)ウレタン
家具の塗装ではもっとも一般的な塗装方法。他の塗装に比べ、丈夫(水、油、薬品、熱、傷等)です。また、「光沢あり~つや消し」まで様々な質感を選択できますし、現在ではいわゆるフォースター(F★★★★)規格の「ノントルエン」、「ノンキシレン」の環境に配慮された塗料が主流になりつつあります。当工房でも「ノントルエン」「ノンキシレン」タイプを使用しています。誤解をされている方もいるようですが、ウレタン塗装は化学反応によって塗膜ができていますので、塗装完了後に有害な物質が発生することはありません。しかし、丈夫な塗膜を作るために、木の呼吸を妨げます。
(油性塗料)オイル
木の質感を大切に仕上げるならオイルフィニッシュでの塗装になると思います。
塗膜強度はそれほどなく、時間の経過とともに変化していきます。その変化の過程を楽しむのもオイルフィニッシュの良さとも言えるでしょうが、オイルフィニッシュの質感の良さを維持していくにはメンテナンスが不可欠です。しかし、木の質感を大事にするとは言え、塗装をするので、材質によって程度の差はありますが、いわゆる「ぬれ色(木地を水で濡らしたような少し濃いめの色)」になります。
この「ぬれ色」も避けたいということならば、「ソープフィニッシュ」、「ワックス」、「無塗装」などを選択することになります。
順次書き加えていきます。