Joint 組接ぎ
 
名称
接合方法の説明
留め接
枠や箱を組むとき、接合部を留め形(45度)に加工し、組み合わせて切り口(木口)を外側に見せない接ぎ方。
挽き込み留め接
上記の留め接に鋸で挽き込みを入れ、薄板を差し込み強度を上げる接ぎ方。
組み接
板を使って箱などを組むとき板幅を等分し、交互に板幅を分だけ欠き取り組み合わせる組み方。(例:5枚組み接3枚組み接)枚数が多くなると、「石畳接」とか「あられ接」などともいう。
蟻形組接ぎ
組み接の組口を蟻形(台形)にしたもので、組み接と同様、蟻形5枚組接ぎ、蟻形7枚組接ぎなどのほか、蟻形を薄くした薄蟻形組み接ぎといったものや、包み蟻形組み接、隠し蟻形組み接といったものもある。
留形隠し蟻組接ぎ
見た目は「留め接」と同じにみえるが、内部を蟻組にし、接合強度上げ、加えて組んだ後も内部や木口が見えず綺麗な継ぎ方。組接ぎの方法としては難しい部類に入る。
ほぞ接
一方(角)材の先端に凸部(ほぞ)を作り、他方の材に凹部(ほぞ穴)をつくり、互いに組み合わせた組み方。ほぞ穴が貫通したものを「通しほぞ」、貫通していないものを「止めほぞ」という。
割楔ほぞ接
割楔鋲ぼぞ接
上記ほぞ接で、通しほぞにし、ほぞ側に鋸で挽き込みを入れ、その引き込んだ溝にくさび形に加工した木を打ち込み強度を上げる組み方。楔そのものをデザインとする場合もある。「狐尾楔ほぞ接」ともいう。
また、ほぞ先が(鋲を打っているように)出ているものを特に割楔鋲ぼぞ接と言う。
小根付きほぞ接
材料の端など接合部によっては材料幅いっぱいに「ほぞ穴」を掘ることができない場合がある。そのようなときに、ほぞの一部の根元を少し残し、材料幅よりも小さいL字形(他の形の場合もある)のほぞにして接合する方法。残した根元部分は材料のねじれを押さえる役割をする。「腰付きほぞ接」とも言う。
(蟻形)吸い付き桟
テーブルなどのそり・ねじれ止めによく使われる。天坂(甲板)繊維方向と直角に蟻形の溝を掘って、桟木をはめる方法で蟻溝の向こうと手前の幅を少し変える(締まり勾配)ことで、はめ込むほどにきつくなり、天坂と桟が吸付くようになることから「吸い付き桟」と呼ばれる。
[蟻形・・・台形と同義で、ちょうど蟻の頭のように見えるため蟻形と呼ばれる]
楔締めほぞ接
ほぞ先をのばし穴をあけ、その穴に楔を差込んで締める接ぎ方。分解組立(ノックダウン)式の家具に用いられる。

順次書き加えていきます。